昨日はZOZOマリンスタジアムで、ロッテ対阪神戦を観戦してきた。
実は、大人になってから初めての「ノンアルコール野球観戦」だった。
少し前の自分なら考えられないことだ。
今シーズンの開幕戦は東京ドームで観戦した。
その日は生ビールを5杯以上飲み、試合後はドーム近くの居酒屋へ。終電近くまで飲み続け、最後は徒歩で帰宅した。
それはそれで楽しかった。
だから今回も少し不安があった。
「野球観戦からビールを取ったら、楽しさは半減するのではないか」
そんな気持ちがどこかにあった。
ところが、実際は違った。
昨日のZOZOマリンスタジアムは快晴。
海風が吹き、絶好の野球観戦日和だった。
周囲では次々と生ビールが売れていく。
きっとおいしかったと思う。
いや、間違いなくおいしかっただろう。
そんな中、私が持参したのはミントと塩を入れた炭酸水だった。
以前の自分なら少し寂しく感じたかもしれない。
しかし試合が始まると、そんなことは気にならなくなった。
阪神は4対3で勝利。
森下翔太のホームラン。
そして私が応援している佐藤輝明のホームラン。
どちらも最高だった。
接戦だったこともあり、最後まで緊張感のある試合だった。
そして気づいた。
昨日、一度もトイレに行かなかったのである。
野球観戦が好きな人なら分かると思う。
終盤の大事な場面で、
「今行くべきか、もう少し我慢するべきか」
と悩むことがある。
昨日はそれがなかった。
試合に集中できた。
ホームランの余韻も楽しめた。
最後まで試合を見届けることができた。
試合後にはスタジアムウォークにも参加した。
普段は選手しか立てないグラウンドに降りる。
人工芝の感触を足の裏で確かめながら歩く。
少年の頃に戻ったような気持ちになった。
そして昨日、チケット代以外で使ったお金は480円だった。
開幕戦では、おそらくその何倍も使っていたと思う。
もちろん節約が目的ではない。
ただ、お金を使わなくても満足度は下がらなかった。
むしろ試合そのものを以前より楽しめていた気がする。
野球観戦の楽しみはビールだと思っていた。
でも実際は違った。
阪神の勝利。
森下と佐藤輝明のホームラン。
スタジアムウォーク。
人工芝の感触。
球場の空気。
そのすべてが楽しかった。
断酒を始めてから、いろいろなことを試している。
朝4時に起きること。
走ること。
英語を学ぶこと。
そして今回のノンアル野球観戦。
やってみなければ分からないことがある。
飲まない野球観戦も、その一つだった。
また一つ、新しい楽しみ方を見つけた気がする。
ただ一つ誤算だったのは、炎天下で観戦したおかげで腕の日焼けがかなり痛いことだ。
これはしばらく続きそうである(笑)。


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